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by chun-suke
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青風透過 もてなしの和菓紙/永田哲也作品展
c0090380_1948365.jpg

東別院のリアルスタイルの鶴田社長からお誘いいただきました。

永田哲也先生のイベントです。
先生は、和菓子の木型と和紙の組見合わせでみごとな作品を作られます。

写真から判りますか?

頂上のの鯛や鶴。中央の翁も、
本来は、落雁などを作るために使われていた木型を使って、
和紙素材で作ってあります。

先生は、現在ではあまり使われなくなった木型を探して
同時に全国の菓子屋を廻っているそうです。

特に中部地方・知多半島では、
船を作ったときに大きな鯛の落雁を作るなどの
漁師町ならではの習慣があったなど、そこから地方の生活も透けて見えるような。

ふーん。

近頃では生活様式や行事のの変化で使われ方も代わり、
実際の和菓子作りでは注文もなく、なかなか使う機会も少ない木型ですが。
こうしてみると壮観ですね。

結婚式や落成記念などのお祝い事で良く使われたと思われます。
だいたい昭和20年代から40年代ぐらいが最高だったのではないでしょうか?

今では使われない木型が、
わが社にも、いくつか眠っています。

使われている和紙は1000年持つそうですが、
充分鑑賞にも堪えられそうです。
鱗や羽など、細かい筋や彫り込みの表現も最高です。
まるで飛び出してくるような躍動感さえありますね。

c0090380_20154850.jpg


しかし菓子型であるゆえ、どんな丁寧で手の込んだカタチも
本来は、一瞬で食べてしまうもの。

先人達は、こんなにすばらしく作り込まれたものを
鮮度のいい素材や味で楽しんだんですね。

これらが食べられるお菓子だったらと想像すると
気持ちの動きや、瞬間の儚さや、贅沢さが感じられます。

活き活きしたカタチが、
遠い日の文化の「化石」や「墓標」とならないように。

あらためて歴史の中で熟成された
和菓子のに携わった先輩の志や目線の高さに、驚かされました。

鶴田社長、永田先生、ありがとうございました。
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by chun-suke | 2010-05-23 19:55 | 仕事日記
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